ブックタイトルeco検定アワード2017 実施報告 エコユニット部門表彰 エコピープル部門表彰

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概要

eco検定アワード2017 実施報告 エコユニット部門表彰 エコピープル部門表彰

- 14 -大賞谷 恵美 氏 (兵庫県神戸市)飲食店勤務 第20 回eco 検定合格・ 勤務している神戸市内の飲食店にて、お客様の食べる量や好み等の細かい要望に応え、それに応じた食器を使用することでフードロスに努めたほか、牛乳パックや発砲スチロールのトレイを再利用した。・ 流行に左右されない服装を心がけており、洋服を購入する際にパーソナルカラーと骨格診断のカードを持参している。「自分に似合う」を基準にすることで、自然と買い物時間が短縮され、買い物の失敗もなくなった。・ 自身のSNS にてeco 検定を受けた理由や試験勉強を通して、意識、生活が変化したことを具体的にアピールしている。活動のポイント◆飲食店でのフードロスの試み勤務している神戸市内の老舗和食飲食店にて、調理補助とホール、洗い場、掃除を担当。お客様の注文をとる際に「ご飯の量を減らしてほしい」「嫌いな食材を抜いてほしい」「うどんや蕎麦を柔らかめに茹でてほしい」等の細かい注文に応えることでフードロスに貢献した。お客様に合わせて対応できるようにご飯茶碗やお冷のコップなど、大小様々な食器を用意している。また、ご飯をよそう際には計量器に記載された分量をもとにしているが、「ご飯半分」「少なめ」等の要望があった場合にも対応している(右の写真参照)。常連客で嫌いなおかずを把握している場合は、別のおかずを出すようにしている。調理補助の仕事では、温泉卵を割る等の苦手な作業は他の従業員に任せ、食材の無駄を減らす。「技術向上」より「食材優先」の精神で練習は自宅で行っている。◆資源の再利用の試み調理補助の仕事の際、牛乳パックを再利用し、四角く切り開いたものをトンカツ用のまな板として、丸く切り開いたものを電子レンジのターンテーブルの上に敷いて汚れ防止に使っている。また、仕入れた食品が入っていた発泡スチロールのトレイを2 枚重ねにしてテープで止めたものを流しで生ゴミを集める際に使っている。大きさがちょうど良く、大変重宝している。これら飲食店での試みの成果で感じることは、食事を残して帰るお客様もいるが、多くの方に来ていただいたにもかかわらず「生ゴミの量がこれだけ?」と思う日が増えてきた。少しでも食品のロスが減るように、これからも色々な対策を講じていきたいと考えている。ご飯の量が細かく記載された計量器大小様々な食器類 コップの大きさも調節牛乳パック再利用トレイを再利用し生ゴミを収集eco 検定アワード2017エコピープル部門