ブックタイトルeco検定アワード2016 実施報告 エコユニット部門表彰 エコピープル部門表彰

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概要

eco検定アワード2016 実施報告 エコユニット部門表彰 エコピープル部門表彰

eco検定アワード2016エコユニット部門 大 賞4高崎経済大学地域政策学部エコユニット名:SATOYAMA 環境システム研究室 事業概要:大学・大学院 地域政策学部所属学生:38 名(群馬県高崎市)活動ポイント・子どもたちが“前のめり” な姿勢になって楽しむ学習会の導入教材として「オンラインクイズ/水生生物の名前当てクイズ」と「カードゲーム/いきものバランスビンゴ!」といった環境アプリケーションの開発を行った。・エコピープルの大学生がインストラクターとなり、地域の子どもたちへ環境学習を支援する活動を行っている。◆環境教育……はじめの一歩を楽しく!!~新しい環境学習アプリの開発~ 私たちの「自然環境を大切に思う感性」は、幼少期における「自然のなかでの原体験」の積み重ねによって醸成されると考えられている。 そのため、子どもを対象とした環境教育では、感性を養うことを意識した「体験型」の学びが重視され、「体験」のなかに「楽しさ」を融合させることが原体験の質を高めるキーとなる。 子どもたちが、積極的に「見つけたい!調べたい!」と思う“前のめり” な姿勢で参加することが、この学習会を「楽しむ」秘訣になる。 その「楽しむ」ことへの導入教材を、当ユニットに所属する大学生グループが開発した。【概要】①オンラインクイズ/水生生物の名前当てクイズ 河川に生息する代表的な水生生物の名前(目レベルの同定)を覚えるためのクイズアプリで、タブレット端末等で実行可能。 画面に表示された水生生物の写真(カゲロウ、カワゲラ、トビケラ、トンボ、コウチュウ、カメムシ、ヘビトンボ、ハエの写真がランダムに表示される)を見て、名前を選択肢から選ぶゲーム。②カードゲーム/いきものバランスビンゴ! 水生生物カード図鑑を用いたゲームアプリで、河川における生物の分布の偏りを疑似体験できるビンゴゲーム。 3×3 のビンゴカードには異なる水生生物の写真が配置されている。 実際の河川生態系を模したカードの山から無作為に1 枚ずつ引き、ビンゴになるまで繰り返す。 実環境では、生物によって個体数に大きなばらつきがあり、簡単に見つかる生物と見つけるのが非常に難しい生物(希少種)が共存している。 希少種はカードの山からなかなか引かれないため、ビンゴになるまでに時間がかかる。 これらの環境学習アプリを、次に紹介する環境学習会で導入した。◆環境学習会 『地域の河川を調べよう! ~探そう!いきもの!学ぼう!身近な生物多様性!~』の開催 エコピープルである大学生がインストラクターとなって、地域の子供たちの環境学習を支援する活動を行っている。 ここでは、河川を利用した体験型環境学習プログラム「 地域の河川を調べよう! ~探そう!いきもの!学ぼう!身近な生物多様性!」を紹介する。 このプログラムでは、河川に生息する水生生物の探索を行い、見つけた水生生物の汚濁耐性に着目して河オンラインクイズ/水生生物の名前当てクイズカードゲーム/いきものバランスビンゴ!