ブックタイトルモットヨッカイチ 2017年3月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 株式会社Motto.interactive(モットー. インタラクティブ)

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概要

モットヨッカイチ 2017年3月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 株式会社Motto.interactive(モットー. インタラクティブ)

21 古墳時代は、全国各地に巨大な墳墓が築造された時代であり、それは3世紀末ないし4世紀初めか7世紀中ごろまでの約400年間である。 四日市における古墳の分布は、海岸線に近い市街地を除いた広い地域にわたっており、ほとんどが大地や丘陵の斜面に築造され、その数は約160基、破壊されたものを含めると200基を超えるものと推定されている。 この中でも、羽津にある志?神社古墳が有名。この古墳は前方後円墳で、前方部は破壊されているが、後円部は築造当時と変わらない状態で保存されている。 このほか小古曽町の八幡塚古墳や伊坂町の広古墳群(6基)などがある。 また古墳時代の竪穴式住居跡も約20基が発掘調査によって明らかにされており、須恵器(土器)を生産した古窯跡も小杉町、東坂部町、上海老町などで発掘調査が行なわれ、多くの須恵器が検出されている。■墳墓の築造と須恵器の生産…古墳時代▲割竹形木棺を埋葬していた八幡塚古墳?志?(しで) 神社古墳の所在を示す石碑と 古墳から検出された車輪石▲古墳、古窯跡で検出された須恵器のいろいろ▲和田ヶ平古墳第1号墳で検出された須恵器▲今も原形を残している平津町八幡神社境内にある 八幡古墳の横穴式石室(右)と 和田ヶ平古墳群(小山田)第1号墳の横穴式石室(左)