ブックタイトルモットヨッカイチ 2016年6月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 株式会社Motto.interactive(モットー. インタラクティブ)

ページ
23/32

このページは モットヨッカイチ 2016年6月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 株式会社Motto.interactive(モットー. インタラクティブ) の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

モットヨッカイチ 2016年6月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 株式会社Motto.interactive(モットー. インタラクティブ)

21 四日市の一番南側に位置する楠町にある、歴史民俗資料館。四日市市指定有形文化財である旧庄屋岡田家の建物と、楠の歴史を身近に感じられる沢山の展示物で楽しめます。楠に限った事ではなく、農機具や家財道具からはとても多くの事を学べる上、非常に興味深い物ばかりです。四日市市楠町本郷1068番地 ◆営業時間/9:00~17:00 ◆入館料:無料◆休館日/月曜日(月曜日が祝日又は振替休日にあたる場合、その翌日)、年末年始(12月29~1月3日)、臨時休館日◆℡059-398-3636 ※駐車場は建物の西側に数台分ありますが住宅地ですので近隣の方の迷惑とならないよう安全運転でお願いします。■ 楠歴史民俗資料館 旧庄屋岡田邸 ■【協力】四日市市楠歴史民族資料館様【旧庄屋岡田家の成り立ち】 岡田家は初代楠城主・諏訪十郎貞信(正信)に同行・移住して、代々城主に使え、天正12(1584)年楠氏滅亡の後農民となった。資料によると、初代は治部右衛門、古文書には「庄屋武衛・文政12(1829)年」とあり、庄屋はこの頃から始めたと思われる。 庄屋は、郡奉行・代官の代行執政官で、年貢米の取立てやキリシタンの取締りなど、村方役と村政について協議し村の政治を行った。代々農業を営み、庄屋を明治5(1872)年の廃藩置県まで担っていた。主屋に併設している立会所は、当初は明治3(1870)年に建設されたが、大正初期の主屋の増改築に併せて現在の建物に改築された。楠歴史民族資料館なんだか逆にとても新鮮でここで出来た料理を食べてみたくなりました!検 索 郷土の先人で県下有数の経済人であった第10世伊藤傳七翁(元貴族院議員、元東洋紡績社長)が郷土への恩返しにと、大正10年に6万円(現在の金額に換算すると、およそ3億円)という大金を寄付し三重郡四郷村役場として建てられました。当時としては実にハイカラな村役場で、木造2階建てで一部塔屋は3階建てになっています。この階段を上りつめると六畳余りの展望台があり四郷全体が一望できます。この建物は小高い丘陵の南斜面に建てられていますので遠くからも眺められ「全国一の村役場」と謳われた村民自慢の建物でした。時代の移り変わりとともに傷みも激しく取り壊しの運命にありましたが、地元住民の熱心な存続運動が実り、昭和57年2月、四日市市の有形文化財の指定を受け保存されることになりました。この機会に昔の四郷を物語る歴史・民俗資料や文化財を収集し、この偉容を誇った旧役場とともに永く後世に伝えようと昭和58年11月3日「四郷郷土資料館」として生まれ代わりました。現在、資料館は、一階のみ一般開放しており6つのコーナーで構成されています。四日市市西日野町3375番地 ◆開館日/毎週土曜日 9:00~16:00 ◆入館料:無料◆お問い合わせ/四郷地区市民センター団体事務局(℡059-322-5675)◆http://yogou-mie.com/shiryo_kan/index.htm蚕の繭から生糸を作る作業 ■ 四郷郷土資料館 ■【協力】四郷郷土資料館様笹川学校という名前だった四郷小学校