ブックタイトルモットヨッカイチ 2013年9月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 イーモット

概要

モットヨッカイチ 2013年9月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 イーモット

2が鈴木英敬氏と稲垣昭義氏に聞いちゃいました！三重県知事県議会議員2 周年記念企画まずはじめに、政治家を志したきっかけは何だったのですか？また、政治家になって良かったこと、悪かったことは何ですか？稲垣氏　高校3年生の受験の時に湾岸戦争がテレビで放映されていて、リアルに戦争を映像で見て、こんなに身近な事なんだと感じて、日本も、もしかして他人事では無いぞ。っていう気持ちが芽生えたんです。国会がＰＫＯの派遣を決める会議で、揉めている映像をテレビで見て…こういう事を決める場所へ行きたいと感じて、大学に行ったときに政治サークルに入ったんです。それが政治家を目指す事になったきっかけですね。政治家になって良かった事は、ほんとに色々な人に会える事。政治家じゃなきゃ、こんな機会はないだろうという、年上の方から年下の人まで会っていろんな話をさせてもらえる事ですね。政治家になって悪かった事は無いですね。嫌な思いをする事は、たまにあっても、あまり気にしないので、政治家になるのを、やめとけば良かったなー、って言う事はないです。鈴木氏　政治家に一番最初に関心をもったのは小学校6年生の時、テレビで中曽根康弘という、当時総理大臣だった人や、レーガンさんという大統領が、たくさんテレビに出ていて、当時、自分はひとりっ子の寂しがりやで、みんなにかまって欲しくて、そのためには目立ちたいと常に思っていて(笑)そうするとテレビってめちゃ目立つでしょ？だから政治家になったら、テレビにいっぱい出れるんや。と一番最初に関心をもったきっかけですかね（笑）まあ、小学生の時の事なんで今に繋がっていることではないですけど（笑）まじめに、政治家を目指そうと思ったのは、知事になる前に、勤めていた通産省というところで公務員をしていた時ですね。そこで全国を回って仕事をしている中で、日本をもっと良くしたいな、とか、地域をもっと良くしたいなという気持ちが芽生えたんだけど、公務員で地域を良くしようとしても、偉くなって20年くらいかかってしまいそうだなと思って。あと、通産省では経済の担当の部署にいたので、本当は教育の事とか障害者、福祉の事とかもっと他に良くしないといけない事が沢山あって、仮に公務員の偉い人になっても分野が限られているし、時間がかかりそうだと思って。政治家になれば、時間が短縮できるし、幅広く取り組めるんだろうなと思ったのがきっかけですね。良かった点は、政治家だけではないですけど、人から「ありがとう」と言われた時ですね。不妊治療の助成金を増やした事や、小学校6年生まで医療費無料にしたりしたことで「助かったよ、ありがとう」と言われたり自閉症の人たちの施設へ行った時は「こんな所へ知事が来てくれるなんて初めてやわ」と歓んでもらえた時は嬉しかったですね。悪かった事と言うか、気をつけないとな、と思った事は、自分を勘違いしないように、しないといけないなと感じていることです。みんなから「知事！」「知事！」と慕われているようで、ほんとは〝知事?という職にそう言ってくれているだけであって、38歳の鈴木英敬に、慕ってくれているわけではないと思います。勘違いしないように、気をつけていかなあかんな、と思ってますよ。〝政治家になって悪かったな?。っていう事はないですね。国内・外問わず、歴史上の政治家で影響を受けている政治家はいらっしゃいますか？稲垣氏　最近は歴代総理大臣の本を読んでいまして、中曽根さんが出された「保守の遺言」とか田中角栄さんや、大平正芳さんの本とか読んでいます。その時代時代で、悩みながら色々乗り越えて行っているんですよね。やっぱりそういう人達がどうやって難しい時代を生きてきたかっていうのは、勉強になりますよ。鈴木氏　僕はロナルド・レーガン、レーガン大統領かな。大統領としてのレーガンというよりは、レーガンの生き方というか…レーガンって、お父さんがアル中で入院をしたりして、はちゃめちゃで仕事を点々としている人で、お母さんはボランティアとかをしたりしている、めっちゃ愛情をそそぐお母さんで、そういう2人を見て、育った結果、楽観性と社交性と向上心、この3つがレーガンの人格を基底していると言われていて、僕の家も、おやじがお酒が好きだったり、仕事がうまくいっていない時があったり、それを母親が支えて頑張って…っていう状況があったんで、似ている部分があるなと。それで楽観性と社交性と向上心ていうのは大切にしていて。レーガンは初め、俳優になってその後、知事になって、国会議員になって、大統領になったんやけど、知事をして、地域の事を変えていったっていう部分も人を楽しませることが好きだっていう部分とかもすごい共感できて、そういう部分からレーガン、好きやなって思いますね。正直なところ、行政（政治）と市民(県民)との一34今回2周年を記念して、読者代表のサポーターズグループエム・スリー・フォーが「鈴木知事」と「稲垣議員」を相手に座談会を決行！！読者目線の質問に2人が楽しく回答してくれました。