モットヨッカイチ 2013年3月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 イーモット

モットヨッカイチ 2013年3月号 四日市 菰野 川越 朝日 地域情報 イーモット page 18/32

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四日市・菰野・川越・朝日の地域情報 モットヨッカイチ 2013年3月号

16江戸  明治   大正  昭和  平成四日市の歴史創刊以来の看板コーナーも、いよいよ20回目。今回の四日市の歴史は、昭和11年の春に開催された「四日市大博覧会」の様子です。とても貴重な写真・資料です。今後このような市を挙げての大々的なイベントが、またいつの日か催される事を願ってやまないです。活気溢れる古き良き四日市の姿を、存分にお楽しみください。【写真・資料提供】山路昭雄様vol.20四日市大博覧会▲会場正門からのながめ。産業本館の間、 遠くに牌楼式建築の満州館が見えている。国産振興四日市大博覧会は、三重県四日市市で開催された博覧会。会期は1936年(昭和11年)3月25日から同年5月13日までの50日間で、日本国外からの来訪者を含む1,245,092人の入場があったという。四日市市長である吉田勝太郎が強力に推し進め、当時の四日市市の一般会計に匹敵する70万円の予算が投入された空前のイベントであった。経済的な利益だけでなく、市民の精神面にも大きな影響を与えたと伝えられる。略称は四日市大博覧会。会場は四日市港第二号埋立地である千歳町の5万坪を利用した。会場では「四日市小唄」・「桜音頭」・「躍進四日市」などの歌謡曲が1日中流されていた。「国産振興」の名があるように、日本全国から14万点超の工芸品・農林水産品が出品された。これらは「輸出奨励品」・「輸入防遏品」・「輸入代表品」に分けて審査されたと言われている。